臨場感あふれる「さ々木劇場」、何度見てもほれぼれ「祇園さ々木」

Sasaki

京都に来たてのころ、京都で懐石を食べるといったら、個室で落ち着いて食べるのがベストだと思っていました。なので、このお店も最初に寄らせてもらった時は2階にあるお座敷を予約。その後京都人から、京都はカウンターで大将と話をしながらご飯を食べるのが王道で、特に「祇園さ々木」の「さ々木劇場」は見ものだと聞かされました。
なので次なる時はカウンターを予約。まずは定時に全員が揃ってから、劇場の幕開けとなります。飲み物のオーダーが聞かれ、軽く乾杯するころに佐々木浩さん、大将の登場となります。カウンターは16席、グループごとに佐々木さん自らが軽く挨拶をしながらまわっていきます。常連のお客様も多い感じのお話ぶりで、お客様ごとに話題をつないでいきます。カウンターごしに御料理の説明を受けながら、先付け、前菜、お椀、おつくり、焼き物、煮物、お食事、デザート。
素材だったものが料理としておいしく盛り付けられていくのを見て、一皿、また一皿、かみしめながらいただきます。握りのある時には佐々木大将の登場、一貫ずつ丁寧に握っては、手のひらに直接のせてもらうのをいただきます。佐々木さんの人肌が感じられ、興奮する瞬間です。手巻き寿司の時には、「さ々木特性」の竹製手巻き具で、自分で巻いていただきます。
「さ々木劇場」オールキャストの即行劇。見習いの女の子も含めて、全員緊張した面持ちで挑みます。それを舞台のそでから見守る佐々木大将。たまにはお叱りの言葉を投げかけながら、それでも舞台は進んでいきます。
祇園でお食事がおいしいところは本当に山ほどあります。その中で、「また行ってみたい」と思えるお店はわずか。何がその違いか考えたのですが、とても希少でおいしい素材を使っている、すばらしい器を持っている、というのもあるでしょうが、それ以上に「人」なのではないかと。仲居さん、職人さん、女将、大将、みんなそれぞれ来てくださる「お客様」を思って、最良のおもてなしを試みて、それがダイレクトに伝わってきた時に、「また来たい」と思えるのでは。
今年ミシェランの三星に昇格したとのニュース、嬉しいニュースではあったのですが、これでまた予約がとりずらくなってしまうと思うと、悲しい気もします。将来はパリにきちんとした和食のお店を出したい、という話をどこかで読みましたが、その日も遠くないかなと思いました。

Sasaki

店名:祇園さ々木
場所:https://goo.gl/maps/cFURpRvVMoptmm2TA
住所:〒605-0811 京都府京都市東山区小松町566-27
営業時間:12:00-12:30 18:30-
休業日:日曜日
HP: http://gionsasaki.com/
予約ご希望の方はご一報ください。

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